東燃ゼネラル石油は24日に、関西電力管内でも一般家庭向け電力小売り事業を展開することを発表しました。
申し込み受け付けは4月18日からで、切り替え完了次第順次電力の供給を開始します。
まだ、東燃ゼネラル石油ホームページ上で電力料金のシミュレーションができないようですが、近日中にできるようになる予定です。
現在、関西電力の従量電灯Aで契約している方には、月々の電力使用量が200kWh以上になると割安になる設定としています。最低料金は373.73円と同額ですが、120kWh以上の単価が関西電力より割安になり、使えば使うほど割引率が増えます。最大割引率は約18%と発表しております。
従量電灯Bで契約している方にも、最大割引率約12%のプランを用意しております。
東燃ゼネラル石油関係者によると、関西電力の料金を精査する必要があり発表が遅れたとコメントしております。
まだ、体勢が整えていませんが、関西圏にお住まいの方は少し様子をみてはいかがでしょうか。
関西電力は高浜原発の運転指し止めの仮処分により電気料金の値下げを断念しております。また、この仮処分の異議申し立てを行っていますが、時間がかかりそうです。
東燃ゼネラル石油はJXホールディングスと経営統合を計画しており、電力会社としても規模が大きくなります。
電力巨大市場の関西圏、ますます混沌としていくことが考えられます。
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