東京電力HD、日本瓦斯に都市ガス30万件分供給

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日経新聞より、

東京電力ホールディングス傘下の小売会社である東京電力エナジーパートナー(EP)は9日、日本瓦斯グループに都市ガスの卸供給を始めると発表しました。日本瓦斯はこれまで東京ガスから都市ガスを調達してきたが、東電エナジーパートナーに切り替える予定です。関東を地盤とする日本瓦斯はガスの調達コストなど経費削減を進め、都市ガス価格を従来よりも10%程度安くする方針です。

 4月に始まった電力小売りの全面自由化に続き、2017年4月にはガス小売り自由化が始まります。企業間の連携が進めば割安なセット販売のメニューが増え、消費者にとって光熱費削減に貢献します。

 東電エナジーパートナーが2017年4月以降、日本瓦斯と同社グループ3社に年間24万トン、顧客数で30万件分の都市ガスを卸供給します。東電エナジーパートナーと日本瓦斯は4月に始まった電力自由化でも電気とLPガスのセット販売で提携しており、ガス自由化に向けても連携を強化します。

 東電エナジーパートナーは今後10年でガス販売量を100万トン増やす計画。9日の記者会見で同社の小早川智明社長は「日ガスとの契約はガス事業拡大への極めて大きな一歩」と述べました。

 日本瓦斯の和田真治社長は「最低でも(都市ガスの販売価格を)10%削減しなければ消費者から理解が得られない」と値下げに意欲を示しました。同社は現在、関東圏で都市ガスを供給しているが、2017年度に新たに11万件の顧客獲得を狙っています。

電力・ガスの再編が高まりそうなニュースです。

このニュースと並行して、東京ガスは電力・ガスの小売り自由化はガス業界の再編を促す見かたを示しています。

上記ニュースからはガス料金が下がるようになると思いますが、株価も含めて注目したいです。

 

 

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