NHKニュース「おはよう日本」で電力自由化に向け東京電力の取り組むを特集 

ニュース

現在、2000万件世帯に電力を供給している東京電力、家庭向け電力小売り自由化で1割の世帯を失うと予想されています。

しかし、ただ見ているわけではないようです。

(1)他の地域への進出

電力自由化は地域に関係なく電力を売ることができます。

東京電力は今まで売れなかった、中部圏、関西圏へ乗り込んでいます。ソフトバンクと組み、新たな顧客獲得を目指しています。関西圏の顧客の反応は、安ければ良しとする人もいれば東京者に拒否反応を示す人等様々です。

しかし、これからは商圏を拡大しないとシェアを取られるばかりです。更なる、新プランを期待しています。

(2)営業

半官半民企業と批判されていた東京電力ですが、顧客の流出阻止のため積極的に電話営業を行っています。しかし、今までやっていなかったため、慣れるのに一苦労しています。意識改革のためのセミナーも行われています。企業は顧客からお金を頂いて、それから給料が出ていることを再度認識しているようです。これからは、顧客志向の会社になるのでしょうか。

また、電力自由化に向けて電気料金を安くするだけではなく、一人世帯の安否確認などの新たなサービスを構築しようとしています。電力に付加価値をプラスして顧客獲得を目指しています。

(3)情報開示

東日本大震災による福島第一原発の事故。先月、事故に関して隠し事をしていたことが判明し、謝罪会見が行われました。

不都合なことは隠したいものですが、日本の社会インフラを担う会社なので、発表は速やかに行う必要があると思います。

新しい電力会社に生まれ変わるか、今後の東京電力の取り組みに注目です。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました