パナマ運河の拡張工事完了によりエネルギーコスト削減か?

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拡張工事が終了した新パナマ運河は、今まで通行できなかった液化天然ガス(LNG)やコンテナを運ぶ大型船も通ることができます。これにより、アメリカ東海岸やメキシコ湾からシェールガスを日本に輸送する期間は短くなり、LNGの調達コストの削減につながりそうです。

例えばメキシコ湾から日本までは、中東のスエズ運河やアフリカの喜望峰を経由すると40日超かかりますが、新パナマ運河を通れば25日となり15日の大幅短縮となります。

今朝のテレビ東京「モーニングサテライト」で放送していましたが、大型船の船賃はざっと1日あたり1,000万円程だそうです。

15日の短縮だと1億5千万円の輸送費の削減になります。

また、大手電力会社は稼働できない原発の代わりに火力発電に頼っています。現在火力発電の主な燃料はLNGで、大量に輸入しなければなりません。現状、中東や東南アジアなどに頼っていますが、2017年にはアメリカからシェールガスの輸入が始まります。新パナマ運河の拡張工事完了により、LNGの供給国が増えると大手電力会社は喜んでいます。さらに政情が不安な中東産の比率が下がれば、安定調達に貢献すると期待しているようです。大手ガス会社も電力会社同様、新パナマ運河に大きく期待しているようです。

今年も原油価格が一時に比べれば高いですが、期待したほど上昇していないようです。原油価格と連動してきたLNG価格もそんなに上昇しないのでしょうか。

エネルギー価格が上がらないと商社は困るようですが、一般消費者には恩恵があるようです。

エネルギー価格下落は、電気料金の燃料費調整割引分が大きくなります。

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