３月２日に年初来安値の１，２０１円をつけてから着実に株価が上がったイーレックス。
７月５日の終値で２，５０５円となり、４か月で株価が倍になりました。
本日に関しては、日経平均株価が１００円程下落したのに対して、８７円の上昇と強いところを見せました。電力会社はエネルギー安、円高だと利益が改善されるので、新電力のイーレックスもその波に乗ったかもしれません。
四季報によると、２０１７年３月期は売上高３３５億円、経常利益２４億５千万円、２０１８年３月期は売上高４８０億円、経常利益４４億円を予想しています。右肩上がりの業績ＵＰになると予想しています。配当も１株２５円を予想しております。
さらに、４～５年後には売上高１，０００億円を目標とする経営計画も策定しており、その成長戦略に期待が持てます。
電力調達では１０月に電力トレーディング業務を行う専門部隊を新設し、電力仕入れコストの削減を目指す予定です。
また、自前の発電所もバイオマス発電所を３か所建設することを検討しています。
電力仕入れと自前での電力調達、双方を強化していく方針のようです。
現在の株価ですが、以前の予想では２，０００円までは市場の許容範囲であるとしましたが、もうすでに５００円も超えてしまいました。急激に上昇したので、現状は割高感が否めません。第一四半期決算でどうなるかです。現状の価格では買えません。
２，０００円まで下がるのは待つか、下がらなければ縁がなかったということであきらめるしかないでしょうか。
しかし、だいたい個人の予想は裏目に出るようです。
今後の株価の推移を見ましょう。
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