大手電力会社離れか、契約変更数はまだまだ少ないか?
電力広域的運営推進機関(電力各社の間で電力の融通を行うための組織)によりますと、4月からの一般家庭への電力小売り自由化により、大手電力会社から新規電力事業者への契約変更件数は3月18日までで全国で24万6900件余りになりました。前の週から2倍以上に増えているようです。
大手電量会社管轄別に見ますと、東京電力が14万2100件と一番多く、関西電力が6万6700件と続いております。大都市圏以外では、四国電力が1300件、北陸電力は700件中国電力が100件と少なくなり、契約変更は大都市圏に集中しています。
都市部に集中しているのは、新規電力事業者が人口の多い都市部に電力販売の力を入れている傾向があり、参入の少ない地方との差が出ているものと推測されます。
これを受けて経済産業省は「地方でも競争が広がっていくことを期待したい」とコメントしたようです。
調べてみますと、全国の世帯数はざっくり5200万ほどです。24万件は全世帯数の0.5%までいってません。まだ、様子見の方もいらっしゃるかと思います。これから電力契約件数は増加すると思います。新サービスも期待できると思います。じっくり考えても間に合うと思います。
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