大手電力会社と主な都市ガス会社は燃料価格の下落により4月からの電気とガス料金を下がるとの報道がありました。
昨年の11月から先月までの原油、液化天然ガス、石炭の輸入価格が下落したことによるもので、全社そろっての値下げは3か月連続となります。
料金の値下げ幅は、一般家庭で、北海道電力が67円、東北電力が86円、東京電力が139円、中部電力が123円、北陸電力が39円、関西電力が114円、中国電力が74円、四国電力が45円、九州電力が75円、沖縄電力が72円となります。
4月以降の一般家庭への電力自由化に伴い、新たに参入する事業者も毎月料金を見直すことになります。現在の管轄地域の大手電力会社と同額上がったり下がったりします。
また、主な都市ガス各社も、液化天然ガスの輸入価格が下がったことから、4月以降の料金を値下げします。
料金の値下げ幅は、東京ガスが87円、大阪ガスが93円、東邦ガスが87円、西部ガスが61円となります。
原油価格が下がると中東などの原油産出国の財政が不安定になり、世界経済の先行きや投資の世界に大いに影響を与えます。しかし、資源が乏しい日本にとっては、プラス面もあります。
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