4月より一般家庭の電気事業に参入する「ENEOSでんき」、どんな会社だろうか?
「ENEOSでんき」はJXホールディングスグループのJXエネルギーが運営する電力供給サービスです。
ENEOSで有名なのはガソリンスタンドです。道を走ればそこら中にENEOSのガソリンスタンドがあります。
「ENEOSでんき」の電気は主にJXグループ内の工場で発電した電気を供給するので、安定供給の面で既存の電力会社と遜色ないでしょう。
電気料金の内訳を示します。
基本料金は東京電力と全く同様です。
そして、1kWhあたりの単価ですが、第一段階(120kWhまで)は東京電力より高いですが、120kWhを超えると断然安くなります。
東京電力 | ENEOSでんき | |
最初の120kWhまで | 19円43銭 | 20円76銭 |
120kWhから300kWhまで | 25円91銭 | 23円26銭 |
300kWhを超える部分 | 29円93銭 | 25円75銭 |
家族が4人の一般的な家庭だと、一月あたり最低300kWh以上使うでしょう。冬季、暖房をエアコンに頼ると、400~500kWh
以上電力を使用します。
電力を消費する家庭では「ENEOSでんき」はお得となるでしょう。
また、セットでガソリンが1Lあたり1円安くなる特典もあり、マイカーをお持ちの家庭はさらにお財布に優しくなるでしょう。
今のところ、「ENEOSでんき」はいいところばかりですが、恐らく、東京電力も黙ってはいないでしょう。
今後の東京電力の新サービスにも注目です。
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