電力事業を拡大している日本製紙の株は買いか?

ティッシュペーパーの「クリネックス®」や「スコッテイ®」のブランドで知られる日本製紙。自社工場で発電した余剰電力を販売しており、現在200億円程度の売り上げがあります。
発電所の発電方式は火力発電やバイオマス発電、太陽光発電があり、また、最近合弁ですが秋田で風力発電事業を開始する発表がありました。
今後、再生可能エネルギーによる発電を推進するとのコメントもあり、自社事業を伸ばしつつ環境に配慮しようという姿勢が伺えます。

日本製紙の第5次中期経営計画によりますと、電力事業を500億円程度の売り上げ規模にするのが目標です。再生可能エネルギー固定買取制度をりようするため、バイオマス発電等に積極的に投資するようです。

さて日本製紙株の話です。

3月11日終値は2070円です。2月中旬より急騰しており、現状の価格は割高に思えます。ある証券会社が投資評価を上げました。根拠は、燃料価格の下落と想定以上の円高(原料を輸入しているの円高はメリット)により2017年3月期決算は増収が見込まれるそうです。

また、今期配当は年60円で配当利回りは2.9%となかなか高いと思われます。さらに、3月期の株主優待として高級ティッシュペーパー等の詰め合わせが頂けます。

中期経営計画通り進めば、増配もあり得ると思います。2000円を割ったら買ってもいいかと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました