北陸電力、首都圏で電力販売参入、受付件数は1000件限定

4月から電力小売り自由化に向けて、北陸電力が首都圏へ小売り参入を表明しました。ただし、限定で受付件数はわずか1000件です。

現在、大手電力会社は管轄区域外での電力小売りを行う姿勢を見せており、九州電力、四国電力、中部電力が首都圏参入を決めています。

一方、北陸電力は余力の小ささから、慎重な姿勢を示しておりましたが首都圏の北陸出身者から電気を売ってほしいとの要望が相次いだので、首都圏参入を決めたそうです。

販売区域は東京電力管轄の関東一都6県と山梨県、静岡県(50Hz圏内)で、電力は自前で調達し不足した場合は卸電力市場から調達します。

管轄外に暮らす北陸出身者から北陸電力の電気を買いたいと言わせるほどいい会社なのでしょうか北陸電力は。

北陸電力は志賀に2基の原発を持っていますが、再稼働のめどはたっていません。現在は石炭火力発電所が主体で水力発電の割合も大きいです。3年後に向けて新湊火力発電所のLNG(液化天然ガス)化の工事を行っています。

今年度の売り上げ予想を含めて年々上昇しており、年間50円(中間期25円)の配当を続けております。3月7日終値(1721円)で配当利回りは2.9%です。株価的にも1700円を割ったら買ってもいいと思います。

わざわざ管轄外の電力会社の電気を買いたい思う人がいることが事態が驚きでした。

北陸電力の株価に注目です。

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