東京ガス、電力自由化で大躍進 消費者は今のところ様子見

東京ガスは東京電力管轄内の一般消費者から約5万4千件の申し込みがあったことを発表しました。これは、東京電力からの契約替えが9万件あった内の過半数を占めたことになります。

東京ガスは「副キャプテン自由化」のCMなどを駆使して告知に努め、2月1日にさらに料金値下げを発表したため、一気に申し込みが殺到したそうです。

2017年4月からのガス自由化を受けてガス会社として危機感もあり、経営基盤の更なる強化を目指して新電力地位ナンバーワンを目指しています。

電力自由化に向けて企業間では熱い戦いが繰り広げていますが、私たち一般消費者は意外と冷静であるそうです。博報堂の調査によると電力自由化に向けて電力会社を変えてみたいと思う人が64%いますが、変更の時期についてすぐに変えたい人が17.2%であるのに対して、最初に変えた人の様子を見るという人が49.2%います。

上記調査結果は私を含めて消費者の今の気持ちを表していると思います。

東京ガスは来年のガス自由化で顧客を取られる危機感があるので、電力自由化で顧客を取り込もうと躍起になっていると思います。また、都市ガス網を広げてガス供給も広げようと考えているでしょう。

東京ガスに対して株主優待の提案をしたい。株主優待でガスと電気の割引サービスがあれば株価がもっと上がると思います。

経営規模の大きさを有利に使えるかどうかが今後のカギとなるでしょう。

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