家庭への電力自由化により、参入企業の株価はどうなるか勝手にシミュレーションしてみましたの第2段です。
妄想ですので、当たるも八卦当たらぬも八卦です。でも、わたくしも株購入の検討をしております。
1.東急
東急パワーサプライをグループ企業に持つ東急。ご存知の電鉄会社です。
まだ、電力事業の東急パワーサプライは2015年10月の設立であり、今のところ東急グループに寄与するまで売り上げがないと思います。しかし、家庭向け電力小売りが軌道に乗れば、東急グループに貢献できる売り上げが期待できます。
過去一年間で株価を見ると、2月26日の終値972円は結構高い水準です。配当利回りも0.82%と低いので、今は様子見がお勧めです。850円程度になれば買ってもいいと思います。
2.東京ガス
満を持して家庭向け電力事業に参入した東京ガス。自社でも発電所を持っていて、電力自由化の波に乗ろうとしています。
今年はいいと思います。しかし、来年には今度は東京ガスの牙城を崩すべく、家庭向けのガス自由化が始まります。また、それは他の地域へガスを売ることができるので、業績を伸ばす更なるチャンスともいえましょう。
過去一年間の株価を見ると、2月26日の終値533.8円は結構底値に近いと思います。株価は下落基調です。ただ、過去3年間の決算を見ますと、デコボコはありますが概ね安定した数値を出しております。配当利回りも2%であり、まずまずです。
購入してもいいと思います。
3.東京電力
電力大手の東京電力。原発事故もあり、7兆円近い有利子負債を抱えており、財務的には芳しくないと思います。
今年は、守勢に回るので半官半民ではだめでしょう。無配当なので、ちょっと手を出し難い株です。
しかし、来年はガス自由化でガス事業に参入するでしょう。
今は、株の購入はお奨めしません。
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