関東を地盤に主にＬＰガス（プロパンガス）や関連会社を通じて都市ガスを販売する日本ガス、電力自由化で業務拡大となるでしょうか。
今回日本ガスは東京電力とタッグを組んで、電力事業に参入します。ガスと電気のセットで顧客増を目指します。
日本ガスの社長は「２０２０年までに年３０万件顧客を増やす。」「エネルギー業界は今後統合が進むだろう。日本ガスは小売りに特化した総合エネルギー企業を目指す。」と述べております。
２０１７年のガス自由化の見込みでは、地域独占がなくなりガス会社の淘汰が加速すると思われます。
日本ガスはガス企業再編の中心となり、グループ拡大を狙っています。
また、ガス自由化以降は東京ガスがライバル会社となります。日本ガスは東京ガスのシャアを崩す野心があり、そのために東京電力と組みます。日本ガスのシェアはＬＰガス７０万件、都市ガスは４０万件です。東京電力は２９００万件のシェアがあります。この東京電力と組み、ガスと電気のセット販売を実現できれば、ガス業界でシェアアップも十分可能であると思います。
日本ガスはネットでは、強引な営業が話題となっておりますが、今後の業績拡大には十分期待が持てると思います。
株価ですが、３月４日終値は２３１０円で、その日に１６１円も上昇しました。
過去一年の株価を見ますと、高値は４４５０円で今の２３１０円はかなり安値です。
４月以降、シェアを伸ばしているとの報道があれば株価は上昇していくでしょう。
現状ですと２２００円台に下がったら、買いだと思います。
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